シンプルで可愛いショルダーバック・スクールバック(裏地付き)

必要なもの

・お好きな布
・裏地用の布
・Dカン 2個
・ナスカン 2個
・移動カン 1個

こんにちはcocoronです♪ 実はですね・・・

娘の学校用に購入したショルダーバックが数日で破けてしまい、その時 1度補強して数か月使用できたのですが、とうとうビリビリに(*’ω’*)娘が形や大きさを気に入っていたのでまだ使える金具を再利用して作ってみることにしました。

Dカンなどの金具以外は全て布から作りましたが市販テープやバイアステープを使用しても良いと思います。

製図

表側になる布

紐・ショルダー紐・Dカン用を市販のテープ使用の場合は

メイン生地と外ポッケのみ

横65×縦8の紐2枚について

この長さは厚着でも余裕で肩掛けできる長さですが、手提げタイプなら横35~40×縦8くらいがいいと思います。好みの長さ・丁度良い長さにしてください。

裏側になる布

バイアステープ市販の場合は

裏地生地・内ポッケのみ

記載漏れしてました。バイアステープ横39×縦4~5

製図の青線が合計6か所ありますが、ここをジグザクミシンで端処理しておきます。

作り方

紐作り

紐類のパーツ作りなので市販テープ使用する場合はこちらは飛ばしてください。

1)紐幅8㎝の両端を1㎝折り込む。

2)それを更に半分にし固定

3)布端も1㎝折り込んで固定

端から2㎜くらいをグルッと一周縫います。

肩掛け紐 2本・ショルダー紐 1本 全て同じように縫いますがDカンテープ 2本はジグザグミシンかけているので 上記3)はとばして大丈夫です。

内ポッケ

赤線=出来上がり線(縫代)です。内ポッケ生地の縫代2㎝のところを図のように三つ折りにし、折り込んだ下側の端2㎜(赤線ではありません)を一直線に縫います。

三つ折りに縫えたら図のように折りポッケを作ります。赤線5~6㎝あけて折り固定。

次にジグザグミシンのかかっている両サイドとポッケの下側も縫代に合わせて1㎝裏側に折り込んで固定します。

こんな感じになったと思います。

待ち針じゃなくアイロンで折り目をつけてもOK。

裏地生地(表側)の真ん中(赤点)と先程のポッケ(裏側)の真ん中を合わせ(どちらも表側が上になるように)図のように固定し端2㎜くらいで青点線部分を縫うと生地とポッケが合体します♪

こんな感じでポッケになっていると思います。

外ポッケ

1)外ポッケ生地、縫代2㎝のところを三つ折り、固定、一直線に端2㎜で縫う。

2)下側(ジグザグミシンかけたところ)の縫代1㎝折り固定。

3)メイン生地の中心位置に合わせポッケ固定、青線部分一直線に端2㎜で縫う(下記参照)

メイン生地表側の上に外ポッケ表側で生地を重ね合わせる。

赤線と赤線を合わせ固定し青線部分、端2㎜で一直線に縫い合わせます。

例)中心でポッケ2個

例)大きさ別でポッケ2個

赤線や青線のように好きなポッケの大きさに縫います。横幅いっぱいに大きなポッケ1つならそのままで。

中心で縫い分け2個ポッケにしました。

外ポッケを複数に分けた場合も大きな1つポッケの場合も両端は後で縫うので今は図のように端がペラペラめくれる状態になっていると思います。

これで、

・メイン生地ポッケ付き

・裏地生地ポッケ付き

・各紐パーツができました♪

縫い合わせ

メイン生地と裏地生地を外表にし重ね合わせ青線部分を縫い合わせるとメイン生地と裏地生地がくっつき1枚の生地になります。

図のようにメイン生地裏側の上に裏地生地外側を上にして重ねる。つまり見えても良い方(柄と柄)が外側になります。

Dカン付け

生地を図のように半分に折る。

赤線(上部縫代線4㎝=出来上がり線)より5㎝ほど下の位置Dカンを挟んだテープを生地の間に挟んで固定し黄色線を縫い付けます。(反対側も同じ)

赤線・出来上がり線(縫代線)より5㎝下。必ずDカンをテープに挟んでから生地と生地の間に挟みます。

挟んで固定した状態で生地をめくるとこんな感じです(表側にDカンがつきます)

Dカンを両サイドに縫い付けたら生地をひっくり返してみると写真のようになっていると思います。

問題なければ、もう一度裏側にひっくり返し、先程 縫い合わせた両サイドの端処理をします。

裏地の端処理

裏地生地を表側の状態にして両側ともバイアステープで縫代(黄色)を隠すように挟んで固定し青線を縫います。

バイアステープ:両端1㎝折り更に半分(紐作り1~2の工程と同じ)にして挟むように使用します。

写真は未処理のサイドをバイアステープで挟み固定してる様子。ちょうど待ち針をとめてるあたり端2㎜で縫います。

これをすることでカバンの中が外から見えてもキレイな状態になります。

固い生地・段差をキレイに縫うコツ

ここから先は特に生地が重なり合って分厚くなっているところが多いはずです。今回デニム生地を使用したので尚更にかたいところがあったので参考までに少し記述しておきます。

分厚い箇所の縫い目が歪んでしまうんだけど・・・

この現象は分厚い箇所でミシンの抑えが浮いてしまっているんです。なのでミシン目が飛ぶ・歪むなどの現象がおきます。

これは小さなハギレ・余った布を小さく畳んで(浮いてる高さに合わせる)ミシン抑えの後方の抑えが浮いているところに挟んであげる(差し込む)とミシン抑えが平行になってキレイに縫えます。(低速でゆっくり縫う)

分厚いだけじゃなく生地が固い!というときは無理にすると針が折れてしまうので太い針に取り換える

生地が固い部分は自動ボタン(スタートボタン)は使わず手動で一針、一針と様子を見ながらゆっくり進めるのも一つの方法ですが、手動でゆっくり針を下ろしていったときに生地に針が刺さらず止まてしまったらストップして太い針に交換することをおススメします。

もう1つ、え?と思うかもしれませんが重なり合い分厚くなった部分をペンチで挟んで圧をかけて薄くする。やってみると結構、厚さが変わります。

ここで注意したいのは手(指)を挟まないよう気をつけること。そしてペンチが錆びていたら生地に錆がついてしまうので不要な布でカバーしましょう。

肩紐 縫い付け

肩紐の位置は写真のように内ポッケ両端の上あたりにしました。

もう少し横にしても、お好きな位置で2本とも左右同じ位置にしましょう(下記参照)

まずカバンの上部、縫代4㎝三つ折りに固定(まだ縫いません)

写真の1~5の手順。

1~2のように肩紐の端を三つ折りにした上部に奥まで差し込み3~4のように上側に折返し5のようにズレないよう固定。

2本の肩紐を待ち針などで固定できたら縫い付ける前に肩紐の捻じれがないように確認してから赤線部分グルッと一周、端2㎜で縫います。

次に青線のように各4カ所をしっかりと縫い付けて頑丈に。

底の処理

裏側(内側)から写真のように△の形になるように底の角を縫います(両側)

表にひっくり返すと底の角が写真のようになり白線部分を抑え縫いする

ほぼ完成し形はしっかりとカバンに出来上がっていますよね。

中も縫い目なくキレイに仕上がってると思います。

次で最後のショルダー紐です。

ショルダー紐

移動カン1個・ナスカン2個をショルダー紐につけていきます。

移動カンは外側と裏側を間違えないようにしましょう。

紐の端を1~3の手順で移動カンに通します。

下から上へ・上から下へ・出てきた紐を引っ張る

写真(1番上)の状態で写真(真ん中)のように数cm折り(写真下)の赤枠のように長方形などしっかり縫います。

このとき、市販ショルダー紐を使用するときは写真のように端を少し折り込んで縫いとめる。

反対側の紐端からナスカン1個を通します

ナスカンを通したら、そのまま紐端を写真のようにもう一度、移動カンに通し紐を引っ張ります。

紐の捻じれがないように通しましょう。

紐端をググ~っと端の方まで引っ張ると写真のようになります。

紐端を残りのナスカンに通し最初の移動カンのときのように数cm折返し縫いとめますが・・・

その前に

縫いとめる前にナスカンの向きが双方内側になってる状態でしっかりと縫う。

(万一、逆になってもナスカンを回せますが縫った後は回しにくいので)

ショルダー紐のナスカンをカバンのDカンに取り付けたら・・・

完成(*´▽`*)♪

今回使用したのは以前ホームセンターで300円以下で購入したデニム生地。別のものに使用し、その残り生地を使用したのですがまだ残っているので何か作れそうです♪金具類はリサイクル使用したので今回の費用100円かかってないくらいでしょうか(*’ω’*)?

安くすむのも嬉しいし出来上がった満足感も最高ですよね(^^♪シンプルだから学校でもプライベートでも合わせやすく使いやすいです。

のらにすと cocoron blogへお立ち寄りいただき ありがとうございました♪

投稿日:
カテゴリー: 裁縫

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