型紙なし初心者でも簡単「ロングシャツワンピース」

こんにちはcocoronです。初心者さんでも型紙がなくても何も問題ありません♪

今回は上記のようなシンプルなシャツワンピースを作りました。cocoronは普段このシャツワンピースに裾が見えてもオシャレなインナーワンピース(市販)との重ね着で着用してます。このインナーワンピースは裾がレース・プリーツ・シフォンなどがありcocoronも色違いで数種類持っていますが本当に便利なアイテムなのでおススメです。(写真は黒インナー・レース)

準備するもの

・お手持ちのシャツ
・布
・ボタン 数個
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(その他)
・ミシン
・裁縫道具

昨年の夏 京都旅行での

cocoronの後ろ姿(*ノェノ)

今回は昨年夏にヘビロテした

この黒のシャツワンピースで

型取りして作りました♪

(インナー白シフォン)

お手持ちにロングシャツがなければ、普通のシャツでも大丈夫。型取りするときにお好みの長さ(丈)にすれば問題ありませんが、その際は自身のサイズ(好みの丈)をメジャーで測りメモしておきましょう。

娘が小さい頃は自分の古着を使って型紙なしで子供用ワンピースなど作って着せていたのはもうずいぶん昔のことでとても懐かしい思い出。学校でミシンを少し学んだ程度のcocoronでもできるので初心者さんでも大丈夫♪

型紙なしで本当に適当です( ´∀` )ただ、そんな適当で作れるの?の思うかもしれませんがデザインが複雑すぎないものであれば大丈夫♪今回はシンプルなシャツワンピースですがジャケットなんかも同じように作ってます。

では早速、作っていきましょう♪

型取り

各パーツを型取りしていきます。お手持ちのシャツによって微妙な違いはあると思いますが大きな問題はないと思います。おおまかには下記の各パーツになります。

  • 後身頃
  • 前身頃 左右

お手持ちの見本となるシャツをよく見て同じように各パーツをとっていきます。ここでは上記の黒シャツワンピースを元に説明していきます。

上記のように布と見本を待ち針でしっかり固定しチャコペンで布にかたどっていきます。今回の場合、後身頃が上下で別れているのがわかると思います(待ち針で押さえてる部分とその下の部分)見本と同じように後身頃を上部と下部の2パーツとります(下記参照)

後身頃にタックがあるので、図のように両サイド3㎝延長してください。

縫代は基本1㎝でとってますが図の赤線部分の縫代は1.5㎝~2㎝とってください。(後で三つ折りにし端処理をするため)

*後身頃 下部をとる時、丈の長さは見本(好みの長さ)でとってください

*身頃が上下に分かれていないものなら、そのまま1枚でとってください

*タックがないものであれば、3㎝延長する必要はありません。そのままお手持ちの見本に従ってとってください。

前身頃の左右も同じように固定し肩から裾まで型取ります。

ボタン部分の幅折返し生地が必要です(下記参照)

白い線から赤い線まで延長しますが青い線まで縫代も忘れずとってください(ピンクの線はお気になさらず(・・;))

必要幅×2延長してください。

例)2㎝幅の場合=4㎝

  3㎝幅の場合=6㎝

見本のシャツの襟が、台と表襟の2段になっているので赤線部分(細)と青線部分(太)の2パーツ必要

周囲縫代1㎝各パーツ2枚ずつとります

赤・青の両パーツ 合計4枚

袖口の縫代は三つ折り2㎝幅として4㎝とってます。

下記参照

肩と身頃が合わないという経験も多いかもしれません。特に今回は型紙なしで適当に縫ってくので、袖が身頃より小さいと困ってしまうので(肩)のサイズを気持ち少しだけ大きめにサイズをとっておくといいです。

それにより身頃より袖が大きくても後でギャザー寄せするので大丈夫です。

↓今回はこのようになりました↓
後身頃(上1枚・下1枚)
前身頃(右1枚・左1枚)
襟(細2枚・太2枚)
袖(2枚)

下準備

*チャコペンでかたどった生地の縫代をとり忘れていないかチェックしながら全てハサミで切っていきます。

*切った生地の端処理ジグザグミシンをかけていく(下記参照)

ハサミでカットした生地に図の赤線の箇所をジグザグミシンで端処理をします。

他は隠れたり三つ折りにするのでそのままでも大丈夫です。

図の襟の細い方は両側、縫代1㎝で折り込みアイロンで押さえておくと後で縫いやすく良いですよ。

縫い合わせ

さぁ いよいよ縫っていきましょう♪

後身頃

上下とも中心に印をつけ上下の2枚の生地を中表にし右図のように中心同士で待ち針で固定し両端と計3か所を固定する。

中表とは:生地を2枚合わせる時に双方の生地の表側同士を合わす。柄のある生地なら柄と柄が合わさる状態です。

3か所を固定すると下部身頃を3㎝ずつ延長したので生地が余り図のように生地がダブってるはずです。

中心の左右にバランスよくタックを作り、ズレないようにしっかり固定し赤い点線部分、縫代に合わせ端から端まで縫うと1枚の後身頃になりタックも完成です。

*次に1枚になった後身頃の裏側を見ると縫代部分がむき出し状態なので処理します。

三つ折りにし上側方向に固定したら矢印の端2㎜程を一直線に端から端まで縫うと裏側が見えてもキレイな状態になります。

タックの確認をしてみると見本の黒シャツと作成中の生地を比べてみると同じようにできてると思います。

前身頃

生地を中表に合わせ赤線部分のサイドをそれぞれ端から端まで縫います。

反対側の前身頃も同じように縫います。これで前身頃と後身頃がくっつきベストのような状態になっていると思います。

*ボタン部分の処理をしていきます

延長してとった生地を左右どちらも出来上がり線に合わせて三つ折りにし上から下まで一直線に(端1~2㎜)で縫います。

襟の大きい方を中表にし2枚を重ねて赤い点線部分、縫代に合わせて縫います。

縫えたら襟をひっくり返します。すると図のように袋状になるので襟の隅をキレイに整えておきます。

ここまで生地を合わせる時は中表にしてましたが次では外表にします。

外表とは:中表とは逆で、裏側と裏側を合わせることで見えても良い方(柄と柄)が外側になります。

縫代1㎝を内側に折り込んだ細い襟2枚外表で図の赤い矢印のように身頃の襟部分を挟むようにして生地3枚を重ねて縫い合わせます( 青点線の箇所2㎜くらいで縫う)

慌てる必要はないので3枚の生地がズレないようにしっかり固定し低速で縫うといいと思います。

このように上側の口が開いてる状態で身頃と台襟がくっついてると思います。袋状にした襟(口が開いてる方)を台襟の口が開いてるところに差し込むように間に入れてしっかり固定し縫い合わせると襟が完成です。

襟完成過程の写真を撮り忘れたので出来上がり後の写真ですが、こんな感じで襟が出来上がってると思います。

中表にし袖の赤線部分を縫い合わせ筒状にし袖口を三つ折りにし処理します。

ミシンの糸調整ダイヤルを弱く(数字なら小さく)1などに調整してから青線部分をぐるっと縫います。(下記参照)

調整ダイヤルで必ず糸調整し生地の2~3㎜の位置と、少し下にずらした位置にぐるっと2回縫います。

この時、縫い始めの糸と縫い終わりの糸を5㎝程度長く残します。

なんだコレという感じで図のように裏側に4本、表側に4本とたくさんの糸が出ていると思います。

両袖が同じように縫えたら調整ダイヤルを必ず元に戻しましょう

8本の糸がありますが図のように上側の糸2本を手に取り優しく引っ張ります。

強く引いて糸が切れるとやり直しです(・・;)

すると図のように生地が寄るので、出ている糸の反対方向へ手で広げて馴染ませます。これを繰り返し半分くらいできると今度は反対側(最初に引っ張った糸の少し横に出ている)糸2本を手に取り同じようにします。

すると図のようにやんわりギャザーが入りました。必ずギャザーが均等になるように整えます。

ギャザーを入れることで肩のところに少し丸みがでます。

*フリルなども同じ方法でギャザーを寄せますよ。

裏返した身頃を図のようにめくって表にした袖を中に入れ青線部と青線部(縫い目)の位置を合わせしっかり固定。袖のギャザーを調整しながら身頃と袖の大きさを合わせていき固定して縫いつけたら袖のギャザー用の糸を全て引っ張って抜いてください。残りの袖も同様に。

これでほぼ形がらしくなっていますよね。あとはボタンホールの位置を決めて印をつけボタンホール・ボタンも縫いつけ最後に裾を三つ折りにし縫って処理すれば完成です。

ボタンホールについて:ボタン穴かがり押えが必要です。またミシンによってワンタッチで、使用するボタンに合わせ穴の大きさまで自動でできるもの、複数のボタン操作で1つの穴を作るものなどお使いのミシンによって違いますのでお使いのミシン説明書を参考にしてください。

手縫いでも大丈夫です。難しくはありませんが何個も作るのは結構大変なのでミシンがおススメですが「説明書がない!」という方は、この時代です。ミシンメーカー 型番などで検索すればだいたいは説明書や動画など出てくると思います。また初めてボタンホールを作るという場合は余った布で練習してから本番に進むことをおススメします。

のらにすと cocoron blogへお立ち寄りいただき ありがとうございました♪

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カテゴリー: 裁縫

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